ネットやAIのリスクを考える
先日、YouTube が1時間くらいつながらないということがあった。
ツイッターなどでも、「ほんとうにつながらない!」とか、「私だけかと思ったら世界中でおこっているらしい」などというツイートが流れてきた。
弊社でもYouTube チャンネルを持っていて、ラグビー留学の様子などをアップしている。弊社のチャンネルは、今日アップしたものを今日ご覧いただく、という速報性を帯びたものではないので、1時間程度つながらなくてもビジネスに大きな問題はなかった。
けれど、You Tube で大きな収入を得ているような人もいて、そんな人は一定以上の時間つながらないと、収入にも影響があっただろう。
そう考えてみると、You Tube だけではなく、Google やApple、Amazonなどに障害がでて、検索できなかったり、クラウドのデータにアクセスできなかったり、最新のアシスタントが動かなかったりすることも、現実に起るかもしれない。
もし、Googleに24時間アクセスできない状態が続くようなことがあれば、会社が倒産の危機に追い込まれたり、大きな損害を被ったりする人も世界中でかなりの数出てくるだろう。
あるいは、アクセスできないだけではなく、データが破損したり流出したりして、世界中の人々の仕事や生活に大きな影響を与えることもあるかもしれない。
ネットとかAIとか、これからそれらなくしては生きていけない時代になることは間違いない。けれど、依存すればするほど、リスクも高くなっていく。
ではどうすればいいのか、いい答えが見つからないくらいのところまで、時代は進んでいるように思う。けれど、起こりうるわずかな可能性とそのリスクに対応できるように、個人でマネージメントをしておく必要もあるのかもしれない。
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