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中学高校留学のお問い合わせで、どのくらい英語力が伸びるのか、というご質問をいただくことがある。

留学スタート時点の英語力や留学中の環境や勉強の仕方、また年齢などによって個人差も大きいけれど、それを前提としておおよそ言えることは、1年間の中学高校留学後には、友達との会話はほぼできるようになっている、ということだ。

目安としては、留学を始めて3ヶ月くらいで、なんとなく友達や先生の言っていることが聞き取れるようになってきて、半年くらいすれば、自分から簡単な英語を使って何かを伝えられるようになる。ただこの時点では、読み書きの力は伸びてない人も多い。

聞く話すの力がある程度ついてくると、今度は読み書きの力を伸ばすことにも重点を置く必要がある。中学高校留学では、全ての授業は英語だし、英語を学ぶのも英語なので、聞く話すができないと、読み書きを習うことも難しい。

そして、留学を1学年間終えた人は、友達との会話もある程度できるようになり、英語の授業にもついて行けるようになっている。よく言うのは、留学に来る時に飛行機で見た英語の映画はほとんど理解できなかった人でも、帰りの飛行機では、アクション映画くらいは字幕なしで見られるようになっている。

留学3年目の人は、英語の面接とか英語でのやりとりは全く問題ないです、と自信を持っていう人も多いので、3年間の留学を終えた時点では、Face to Face のコミュニケーションはほぼ問題ないレベルになっている。

そして読み書きの力は、留学2年目から本格的につけて行く。その時点でどのくらいの知識や力があるかにもよるけれど、例えばニュージーランドの大学進学に必要な単位取得をするレベルにまで読み書きの力を上げるには、さらに2年間から3年間程度は必要だと思う。特に、大量の英文を読んでそれについて簡単な文章を書く、などという課題で単位を取るためには、まずは自分でたくさんの英文を読む時間が必要になってくる。

どのくらい英語力を伸ばすのかは、中学高校留学後の進路によっても求められるものが変わってくる。ニュージーランドの大学にそのまま進学する場合は、大学の授業について行けるだけの英語力が必要だし、日本の大学に進学するのであれば、そこまでの英語力は求められない。

半年程度で簡単な会話ならできるようになるけれど、そこからさらにどこまで英語力を伸ばすのか。そんなことも考えながら、留学生活を送るのがいいだろう。