18歳までの経験が人生を決める

大人になってからふと、自分はなぜこんな性格、こんな考え方になっているのか、と考えることがあると思う。

ゆっくりと振り返ってみると、小学生や中学生、高校生くらいの時に暮らしていた環境、通っていた学校、毎日見て聞いて感じていたこと。そんな環境でのそんな経験の一つ一つが、今の自分を作っていることに気付く。

経験の中には、毎日繰り返していたものもあるし、ある日ある時に目にしたたった一回の出来事、ある時にある人から言われた一言、あるいは、読んだ本、観た映画、一緒に過ごした友人。そんな様々なこと全てが今の自分の性格や考え方に大きな影響を与えている。

そしてまた、大人になってから高校時代の友人などに久しぶりに会ったとき、ほとんどの人が基本的にはあまり変わっていないように感じる。小学校時代の友達に会ったら結構変わっていたということもあるので、おそらく人間18歳くらいまでにできあがった基本的な性格や考え方は、その後根本的に大きく変化することはあまりないのだろう。

もしそうであるなら、小学校から高校時代の12年間、特に18歳までの最後の数年間は、その人の基礎を作るとても大切な時期だ。

その時に暮らした環境、出会った友人、受けた教育、読んだ本や観た映画などが、その後の人生を大きく変えると言ってもいい。

今の小学生中学生の人達は、これから18歳まで、どんな環境でどんな教育を受け、どんな人達と出会いどんな経験をするのか。まだまだ今から自分で選ぶことができる。このまま目の前にあるレールを何も考えずに進んでいってもいいのか、一度立ち止まって考えてみてもいいだろう。

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