人生を変える大きな決断をする時はとても怖い
今までに、人生の大きな決断をしてきた人も多いだろう。
長期の留学ももちろんそうだし、就職、転職、ビジネスの立ち上げ、進学、投資、借金、大きな買い物、移住など、その時の決断でその後の人生が大きく変わる。そんな決断をしてきた人が、たくさんいるだろう。
人生の大きな決断をする時は、 時には不安で怖くて心配で、精神的に不安定にもなって、えずきそうになって、どうしようか、これでいいのか、決断するのは今でいいのか、と最後の最後まで悩む。
全ての必要な情報が手元にあるだろうかとか、他にアドバイスをもらえる人はいないだろうかとか、これからの世の中の変化を読み違えてはいないだろうか、などと考えて、不安になって怖くなって、体調もおかしくなって胃が痛くなって、寝られずに体重も減って、そしてやっと決断をする。
でも、それだけ色々考えて悩んで決断をした後も、この決断でよかったのだろうかなどとずっと考え続ける。
テレビやネットを見ていると、人生の大きな岐路に立った時に、あたかも簡単に、一瞬で、自分で大きな決断をしてきたように見える人もたくさんいる。
でも、そんなふうに見える人たちも、人生の大きな決断をするときには、やはり不安になったり、精神的におかしくなったり、体調も悪くなったりして、そして決断してからも、よかったのだろうかと悩んだりしているのだと思う。
どんな人でも、程度の差こそあれ、簡単に大きな決断を下して、しかも、その後に自分の決断に自信を持ち続けて進んでいっている人などいないだろう。
今、人生の大きな決断をしようとしている人は、もし不安であっても、精神的にきつくても、体調がおかしくなっても、それでいいと思う。それがあたりまえだからだ。その決断で人生が大きく変わるのだから。100%うまくいくなど誰もわからないのだから。
今までもそして今でも、たくさんの人がそうやって大きな決断をして、決断した後も悩みながら毎日過ごしているのだ。
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