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歳を取ってくると昔を懐かしむ気持ちが強くなって、それが行き過ぎると、今の時代の新しいものを否定的に見るようにもなってしまう。

例えば、電車に乗っても街を歩いていても、多くの人がスマホをずっと眺めていて、それでトラブルになったり、本を読まなくなったりしていると言われる。すると、「昔はスマホなんてなかったけれど、不便を感じなかった」とか「インターネットがなかった時代は、みんな新聞を読んだり、一緒にいる人と話をしたり、本を読んだり、今よりもいい時代だった」などと言う人が出てくる。

確かに、スマホがない時代は、それなりに調べ物をしたり、情報も集めようと思えば集めることができた。また、電車やバスの中で、文庫本を読んでいたり、友達と話をする人も多かったように思う。

でも、スマホがない時代はスマホの存在も知らないのだから、「スマホがあれば便利なのになぁ」とは思わないし、その時にあるもので何とかするしかなかった。また、電車やバスの中で新聞や文庫本を読んだり友達と話をしたりすることで、今よりも社会の情報に多く触れていたり、友達との関係がよかった、ということもなかっただろう。

昔はよかったという気持ちになることもあるけれど、生活の中にスマホがあるほうが便利に決まっているし、ネットにつながることで世界が広がったりいい方向に人生が変わったという人もたくさんいる。インターネットがない生活などもう考えられない。

どんどん新しいものが生活に入ってきて、そんな生活に慣れて、気がつけばそれがない生活は考えられなくなる。そしてふと昔のことを思い出して、失った部分を懐かしく思う。

時代はどんどん変わっていく。昔を懐かしむのもいいけれど、新しくて便利なものはとりあえずどんどん使っていくのがいいと思う。そしてこれからも、今では想像もしていない新しいものが出てくるのだろう。スマホの時代はよかった、と昔を懐かしむ人が出てくる時代も来るのかもしれない。