はずれのホームステイ?
留学生活にとって大切なことはたくさんあるけれど、中でも滞在先は、最も大切なことの一つだ。
ホームステイや寮などの滞在先によって留学生活が変わると言ってもいい。
留学生同士の話やネット上には、○○さんのステイ先ははずれだった、などという言葉が出てくることもあるようだ。この「はずれ」という言葉は正確ではないだろう。なぜなら、同じホームステイに他の留学生が滞在してとても快適に楽しく過ごすこともあるからだ。
留学生とホームステイや寮との関係は、どちらかがはずれという関係ではなく、合うか合わないか、という関係だと思う。特にホームステイの場合は、一般の家庭に一緒に暮らすわけだから、その家庭のやり方や生活リズムなどに合う留学生とそうでない留学生がいるのは当然のことだ。
もしステイした家庭が合わない場合は、どちらかが、あるいはどちらもがお互いに合わす努力をし、それでもうまくいかない場合は、留学生がステイ先を変わるという方法が取られる。
できれば、ホームステイは変わらずに快適に過ごすことができれば一番良いのだけれど、ステイ先を変わることでいい結果を生むこともある。また逆に、ステイ先を変わってもそこでも合わずに、1年間で3回4回とステイ先を変わる留学生もまれにだがいる。
留学生にとって、自分に合うステイ先に滞在することはとても大切なことだけれど、実はホームステイファミリーも、その家庭に合う留学生が滞在してくれることを望んでいる。もしどちらか、あるいはどちらもが、合わないと感じたならば、すぐに「はずれ」だなどと切り捨ててしまわずに、まずは少しでも合わす努力をしてみるのがいいだろう。それでもうまくいかない場合には、ステイ先を変わることも考えてみるのがいい。
お互いに合うステイ先に滞在することができれば、留学後も一生つきあえるニュージーランドの家族ができるかもしれない。
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