「安全」は留学生活で最も大切なことの一つ
今週、オークランドで強盗事件が発生し、アジア人の男女が被害に遭ったことが、ニュージーランドの新聞などでも報道された。
これを受けて、オークランド総領事館から、ニュージーランド滞在中の安全についてメールが届いた。メールでは、「少なくとも次の点には注意し、事件を自ら呼び込まない工夫を心がけてください」とあり、
- 人気がない時間帯にオークランド市内の公園(特にAlbert Park、Myers Park)には近づかない。
- 夜間に少人数で出歩かない。
- スマートフォンを触りながら歩かない。
- イヤフォンで音楽を聴きながら歩かない。
- 高級なハンドバッグを持ち歩かない。
などが注意点として挙げられている。
ニュージーランドは比較的治安のいい国だと言われている。私も移住して19年になるけれど、家族を含めて危険な目に遭ったことはない。
ただ、やはり、日本と違うということは意識しているし、夜に外出するときは、場所や時間などには、日本にいる時よりは気を遣う。
短期留学生、長期留学生にかかわらず、留学スタート時に私達が彼らに伝えることの一つは、滞在中の安全についてだし、常に留学生の安全には注意するようにしている。特に若い留学生達は、「自分は大丈夫だ」と根拠のない理由で、安全を軽く考える人もたまにいる。でも、何かあってからでは遅い。安全に注意してし過ぎることはない。
もちろん、必要以上に怖がることはないし、安全に過ごすにはどうすればいいのかを考えて行動すれば、事件に巻き込まれることはほとんど無い。ただ、ニュージーランドに留学生として滞在しているということを常に頭に入れて、日本とは違う国であることを意識して生活することも大切だ。
留学生の皆さんは、この機会にもう一度留学生活の安全について考えてみるのがいいと思う。
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