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ニュージーランドには、ボーディングスクールと呼ばれる学校がある。

ボーディングスクールというと、全員が寮に入る全寮制の学校のイメージもあるけれど、ニュージーランドでは、寮に入ってそこから通う学校を、ボーディングスクールと呼ぶことも多い。

だから例えば、全校生徒数が1000人の学校でその中で200人が寮に入りそこから毎日登校している場合、その200人が「ボーディングスクール生」ということになる。「我が校は、ボーディングスクールとデイスクールの両方があります」などという言い方もするけれど、言い換えれば、全寮制ではない、という意味だ。

ボーディングスクールがなぜ「スクール」と呼ばれるかと言えば、「デイスクール生」が帰宅した放課後も、夜寝るときまでずっと、先生や寮監督のもと教育を受けることになるからだ。

ニュージーランド全国には男子校、女子校、そして共学学校にもボーディングスクールがある。ニュージーランドは、日本の北海道を除いたほどの国の面積に450万人しか人口がいない。だから、主要な都市の周りはほとんどファームが山だ。そしてファームに住んでいる就学年齢の人達は、毎日毎日学校に通うことが難しい。だから、ボーディングスクール生の多くは、ファームの子ども達だ。小さい町で周りがファームだらけ、というところでは、当然のようにボーディングスクールが多い。

また、私立の学校で他の学校とは異なる教育方針を掲げていて、しかも人気のある学校などは、全国から生徒が集まるので、オークランドやクライストチャーチなどの大きな町でもボーディングスクールがある。

留学生でも学校の寮に入ることができるので、ボーディングスクールに留学することもできる。ボーディングスクールは、寮監督の教育のもと、生活面でもしっかりと指導を受けることができるのが特徴だ。また、同年代の友達といつも一緒にいられるので、友達も増えるし、英語力もつく。

ホームステイも良いけれど、長期の留学をする時には、ボーディングスクールも一つの選択肢になるだろう。