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ニュージーランドにも四季があり、今は冬のまっただ中だ。

ご存じのように、ニュージーランドは南半球にあるけれど、緯度を見てみると、ロトルアが南緯38度位なので、赤道を挟んで日本で言えば仙台くらいの緯度だ。南島にあるクライストチャーチは南緯43度だから、日本では札幌くらいの緯度、さらに南のクイーンズタウンになると南緯45度まで下がるので、日本では稚内に近い緯度だ。

だから当然、ニュージーランドの冬は寒い。

最近では、いわゆるエアコンをつけているお宅も増えてきたけれど、まだ暖炉や薪ストーブを使っているところも多い。新築の家を建てても、あえて暖炉を設置することもあるようだ。

暖炉は薪を燃やして、火の熱で暖炉を暖めて、暖まった暖炉の熱で部屋の温度が上がる。書いているだけでも時間がかかるのがよくわかる。暖炉をつけても部屋全体が暖まるのに20分から部屋によっては30分くらいかかる。

そして、薪は、冬になるまでに一冬分の薪を切ってきたり買ってきたりして、薪置き場に並べておく。切ってすぐの薪は乾燥していないので燃えにくく、できれば夏前に薪を用意して時間をかけて乾かす必要がある。半年計画だ。

薪はリビングに一冬分置いておくことはできないので、外の薪置き場に置いている人が多い。だから、毎日のように外からその日の分の薪を取ってくる。外に取りに行くということは、寒い所に出るということだ。家によっては、雨が降っている時も取りに行かなければならないこともあるだろう。

そして取ってきた薪を暖炉の中によく燃えるように並べて、必要なときに火をつける。そうして、20分ほどしてようやく部屋が暖かくなる。

とても面倒くさい。

でも、暖炉の中で燃えている火を見ていると、なぜだか心が落ち着くし、風が出ないので、ほこりが舞ったりせず、部屋全体が包み込まれるように暖かくなる。そして、家の中のドアを全て開けておけば、どの部屋も全部暖まる。

エアコンだとスイッチオンだけでできることが、暖炉だととても長いプロセスがかかる。でも、そんな不便で面倒くさい暖炉は、ニュージーランドではまだまだ人気だ。便利でなくても、簡単でなくても、そんなことよりも、もっと他の魅力をニュージーランドの人達は選ぶのだろう。