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先日あるポリテク(ニュージーランドの国立の専門学校。学士レベルの資格も取れる)の先生と話をしていたら、「学生にはいろんな力が大切だけれど、最も大切な力の一つは、問題解決能力だ」と言っていた。

確かに、コミュニケーション、セルフマネージメント、クリエイティビティ、判断などの力も大切だけれど、目の前の問題を解決する力は、大学レベルの資格を取る学校では誰にも強く求められる力だと思う。

目の前に問題がある時、まずはそれが問題であることを認識し、問題解決の方法を考え、実行し、解決する。その力は、単に学校の各科目の勉強だけではなく、社会に出てからも必要な力だろう。

そして私が思うには、問題解決能力が高い人は、目の前の問題が解決できるかどうかを見極めるところから始めるのではなく、目の前の問題は解決できると信じるところから始めているように思う。

この問題は果たして解決可能なのだろうか。ひょっとしたら自分(達)には解決できないのではないだろうか。自分にその能力があるのだろうか。などと考えている人は、問題解決に着手するまでに時間がかかり、また問題解決に対する自信がない、つまり問題解決能力は高いとは言えない。

一方、目の前の問題は必ず解決できると信じるところからスタートする人は、処理スピードも速いし、自信を持って解決にあたることができる。それが最終的に、速く適切に問題を解決することにつながる。

目の前に問題がある時、必ず自分(達)には解決できるのだ、と最初から自信を持つためには、逆説的になるけれど、やはり、それまでに多くの問題解決に取り組むことが必要だろう。そして、問題解決の過程で、失敗したり、能力の無さを実感したり、時間がかかったり、いろんな障壁を乗り越えてうまくいったりして、自信をつけていく。そういう経験を通して、問題解決能力もついていく。

高校卒業後に入学するポリテクで求められる問題解決能力。その力は高校生の時に身に付けておかなければならない。だから、周囲の大人は高校生にあらゆる問題を与え、それを解決する経験をさせてやるべきだろう。最初は失敗してもかまわないし自信がなくても大丈夫だと伝える。そして問題に取り組んでいるうちにきっと、自信を持って速く適切に問題を解決できるようになるだろう。