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あの人ちょっと変わってる、と言われる人がいる。

日本では、どちらかと言えばあまりいい使われかたはしないだろう。なぜなら人と違って変わっているというのは、日本ではネガティブな評価だからだ。日本は、みんなと同じように行動する人が評価される社会だ。

でも、これからの時代、他人と違って変わっているというのはアドバンテージになる。そして、「あの人ちょっと変わってる」は、褒め言葉になる。

みんな同じように考え、同じように反応し、同じように行動していたら、イノベーションなど起こらないし、新しいことも始まらない。閉塞感が大きい社会もそのまま続いていく。でも、誰か他人とちょっと変わった人がいて、他人と違うことをすることで、新しい何かが生まれ、それが人々に評価されていく。

新しいサービスやビジネスをどんどん作るGoogleやApple は米国の企業で、最近は日本の企業はパワーを失っていると言われる。それは、「あの人ちょっと変わってる」ということが評価される社会かそうでないか、という点も大きいと思う。日本の企業で他人と違うことを考え、他人と違うことをする人は「協調性がない」とはじかれる。そして、企業全体、社会全体が新しいものを生み出すエネルギーを失っていく。今の日本を見ていると、そんなことを感じる。

でも、これからの日本は、変化の時代だ。変化の時代には、他人と違う人が、他人と違うことを考え、他人と違う行動をすることが求められる。そうでないと、変化の時代に対応できない。そしてそんな人が評価され、注目される時代にきっとなる。

今、「あの人ちょっと変わってる」と言われている人は、もうすぐ時代の中心人物となり、社会を引っ張っていく人になるだろう。