天才は机の上が散らかっている
先日、フェイスブックだったかツイッターだったかに、「天才は机の上が散らかっている」という記事がリンクされていた。
アインシュタインやスティーブジョブズの机の上の写真が掲載されていて、それを見ると見事に乱雑な机の上だ。「仕事ができる人は整理整頓が上手で、常に机の上が片付いている」と何となく思っている人にとっては、ちょっと衝撃的な写真だ。
そしてそんな写真を見た私などは、「天才でも机の上が散らかっているのだから、私の机の上が散らかっていても当然だ」などと考えて、さらに「ひょっとしたら私も天才なのではないか」とまで思ってしまう。
でも少し考えればわかるのだけれど、天才の机の上が散らかっているからと言って、机の上が散らかっている人が全て天才というわけではない。あたり前だ。それに、天才の机の上が散らかっていることを知って「自分も天才なのではないか」などと考える私が天才なわけがない。
ただ、いろいろな仕事を同時に処理する場合など、視覚的にまた物理的に、必要な情報が乱雑に置かれている状態のほうが脳は処理しやすい、という話には納得できる。また、人それぞれに情報を把握するシステムを自分の中に持っていて、そのシステムに合った書類の置き方がある、というのもうなずける。
そうやっていろいろと言い訳を考えて、とりあえずは今日も机の上を片付けないでおこうと思う。
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