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ネットを見ていると、人を簡単に批判している文章に出会うことがある。

特に、ブログやツイッターなどでは、おそらく書いた人が会ったことがないであろう人を対象に、実名を挙げてかなりひどく批判したり、救いようがないほど辛辣な文章を書いていたりする。そして、批判する対象は実名を挙げているにもかかわらず、書いている人は匿名の場合も多い。

このブログでも書いたかもしれないけれど、私はできるだけ人の批判はしないようにしているし、普段からできればネガティブな言葉を使わないようにもしている。そして、ネット上で誰かがネガティブな言葉を数多く使って誰かを批判しているのを見ると、少し疲れる。

確かに、批判されてしかるべき人、しかるべきこともあるだろう。でもだからと言って、それが即、世界中の誰もが見られるネット上で、簡単に批判の言葉を吐いてもよいことにはならない。しかも、批判する対象は実名を挙げておいて、書いている人自身は匿名というのは、全くアンフェアだ。

言葉は、おそらくそれを使う人が考える以上に、それを受け取る人にとって力を持っている。ネガティブな言葉ならなおさらだ。そして、ネット上の言葉は世界中の人たちがいつでも見られる状態にある、ということも、受け取る側にはインパクトが大きい。

ここで、絶対に人を批判してはいけません、などというつもりはない。けれど、ネット上では、ネガティブな言葉を使って匿名で人を批判することがすごく簡単にできてしまうし、それをすることにも、そんな文章を読むことにもだんだん慣れてきてしまう。それがとても怖い。