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我が家の屋根のペイントが剥げてきたので、塗りなおそうと思って、いくつかの屋根専門のペンキ屋さんに見積もりを取ってもらった。数社に見積もりを依頼して、全ての見積もりが出るまで数週間かかった。

そして、見積もりを持ってきてくれたあるペンキ屋さんがこう言った。「まだ建てて15年以内なら、保証の範囲内で出来るかもしれないから、屋根の会社に連絡を取ってみてはどうですか」

早速いわれた通りに、屋根の会社に連絡を取ってみると、屋根の写真、屋根のサンプル、そして建築年の証明を郵送してださい、という連絡が来た。

早速いわれたものをそろえて、申請書と一緒に郵便で送った。2週間ほどして書面で連絡が来た。「この屋根はうちの会社が施工したものではありません。他の会社に連絡をしてください。送ってもらったサンプルはうちからその会社に送っておきます」

早速いわれた通りに、他の会社に連絡をした。2週間ほどして連絡が来た。「確かにうちの会社が施工した屋根で、保証の範囲でリペイントできるかもしれません。書類に必要事項を記入してサインをして、郵送してください」

早速いわれた通りに、書類に必要事項を記入してサインをして、郵送した。2週間ほどして連絡が来た。「保証の範囲でリペイントを行います。リペイント内容は以下の通りです。異議や質問があれば連絡してください。」

早速いわれた通りに、異議と質問を連絡した。数日後に連絡が来た。「全ての異議と質問にお答えしました。実際にリペイントを行うのは、3ヵ月後から10ヵ月後の間になります。リペイントの会社が決まったら、直接日程の連絡をします」

早速いわれた通りに、連絡を待っていると、3ヶ月ほどしてペイントの会社から連絡が来た。「私たちがあなたの屋根のリペイントをする会社です。いつリペイントを行うかはまた追って連絡します」

さらに2週間ほど待っていると、留守の間に自宅の電話に留守電のメッセージが入っていた。「あなたの屋根のリペイントを行うペンキ屋です。明日の午前中にリペイントに行きます」

早速いわれた通りに、翌日自宅で待っていると、ペンキ屋さんが来た。「今日は屋根をきれいにして終わり。明日はアンダーコートをします。明後日にペイントをして、明々後日にオーバーコートをして、それで終わりです」

早速いわれた通りに、ペイントの様子を見ていると、初日にウォーターブラスターできれいにして、次の日にアンダーコートを塗り、3日目に本塗り、そして最終日にオーバーコートをして終わった。

週明け、ペンキ屋さんのボスが自宅に来た。「ペイントがうまく出来ているかどうか、チェックします。」

早速いわれた通りに、ボスのチェックを見ていたら、ボスがこう言った。「一部のペイントがパーフェクトではないので、またさらに塗りなおします」

早速いわれた通りに、自宅で待っていると、同じペンキ屋さんがやってきて、2時間ほどで仕上げて帰っていった。

1時間後に、ペンキ屋さんのボスがやってきてチェックをした。「最初の作業でパーフェクトに仕上がっていなくてごめんなさい。これで完璧です。」

塗りなおそうと思ってから約半年。屋根がきれいになった。いつも通り、ニュージーランドで生きていくのは、ある意味戦いだ、と思った。でも、見積もりを作ってくれながら保証の範囲内で出来るかもしれないと教えてくれたペインターや、仕事がパーフェクトではないともう一度塗りなおしてくれたペンキ屋さんのボスとも出会えた。

ニュージーランドで暮らしていると、一つのことを完遂するのにものすごくストレスを感じ、エネルギーが必要だ。けれど、自分の損得を考えずにアドバイスをくれる人や、プロとして仕事を完璧に仕上げようとする人など、いろんな人と出会えるし、自分でやるところは自分でやらなければならないので、いろんな知識も身につく。