「楽しい」が大切

「楽しい」というのは、とても大切なことだと思う。

留学でも、スポーツでも、勉強でも、生活でも、仕事でも、「楽しい」と感じなくなったら、それはおそらく何かが違うのだ。例えば、留学をしていて、英語力もついて、友達もできて、ステイ先ともうまくやっていて、日本の家族も喜んでいても、自分自身が「楽しい」と感じないのであれば、それは何かが違う。スポーツをしていて、チームは連戦連勝で、周囲の人たちもほめてくれて、自分のスキルも向上して、体力もついてきていても、「楽しい」と感じないのであれば、それも何かが違うのだと思う。

ここで言っている「楽しい」というのは、単にその場で笑いが起きる、というようなものとは全く違う。夜中のスーパーマーケットで入ってはいけないところに入って写真を撮って世界中に公表した人も、ひょっとしたら「楽しかった」というのかもしれない。でも、それはここで言う「楽しい」とは全然違う。「楽しい」とは、もっと自分の体の中から湧き上がってくるような気持ちで、その時は、体力的にも精神的にも自分はつらい環境にいるかもしれないし、孤独かもしれないし、ものすごい負荷がかかっているかもしれない。でも、そんなときにでも、留学生活の中で、スポーツをする中で、勉強中に、そして仕事の時に、「楽しい」と感じることがある。

言葉で説明するのは難しいけれど、そんな「楽しい」という気持ちを感じることがとても大切だと思う。

もし、今、何かを続けていて、そんな「楽しい」という気持ちを全く感じないのであれば、今の状態でそれを続けるのではなく、部分でもいいし全体でもいいので、何かを変えてやる必要があるだろう。なぜなら「楽しい」と感じなくなったら、それはおそらく何かが違うからだ。

どうもうまく言えないけれど、「楽しい」という気持ちを感じることは、とても大切なことだと思う。

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