身体、技術、精神の三つの強さが大切

昨日の弊社フェイスブックページでも少し触れたのだけれど、ラグビーの日本代表選手の一人、堀江翔太選手が書いた6月24日のブログの記事が、ラグビーやスポーツだけではなく、留学についても通じる部分があったので、ここでもご紹介したい。

堀江翔太選手は、日本のラグビーのトップリーグのチーム、パナソニックワイルドナイツに所属するラグビー選手だ。そして昨年は、ラグビー王国ニュージーランドのオタゴ地域の代表チームでもプレーをして、今年はスーパーラグビーのレベルズというチームでもプレーをしていた。日本でラグビーをやっていらっしゃる方やラグビーファンなら、誰でも知っている選手だけれど、一般のテレビに出たりニュースで大きく取り上げられたりしている選手ではないようなので、ラグビーに興味のない方は、ご存じないかもしれない。

けれど、先日ラグビーの日本代表チームが超強豪ウェールズに勝利し、また、パシフィックネーションズカップでは、今までなかなか勝てなかったカナダ、そしてUSAを破った、その勝利を導く大きな力になった一人だ。

その、世界に通用するトップレベルのラグビー選手、堀江翔太選手がブログでこのようなことを書いていた。

「ニュージーランドなど海外の選手は、個々の能力が高く、フィジカルの違いが大きいと、最初に海外でプレーをしたときは感じた。」「でも、あきらめずに試合をしていく上で、感じたことがある。」「一つは、ウエイトトレーニングの大切さ。一つはスキルの大切さ。そして最も大切なのは、慣れだ。」

堀江選手がブログで書いているのは、私が思うには、強い身体、技術、そして精神的な慣れ、の三つが海外では必要だ、ということだろう。つまり、海外でラグビーをするためには、身体、技術、精神の三つの強さが大切で、三つ目の精神の強さは、海外でいろんな経験をして初めて身に付けることができる。

これは、ラグビーだけではなく、留学や海外での長期滞在全てに通じることだと思う。留学に来た最初は、英語力を初めとして、自分が持っていないもの、できないことを見せ付けられ、落ち込むこともある。でも、まずは健康をしっかりと維持して、英語力、専門知識、コミュニケーション力、異文化理解力などのスキルを身につけ、そして、海外生活でいろんな経験を通して海外の基準に慣れることで、精神的にも鍛えられ、いろんなものの見方ができるようになる。そして、日本にいたときよりも成長し、海外でも通用する、簡単に言えば、グローバルなスタンダードに近づくことができる。

ブログの最後で堀江選手はこう書いている。「海外にでることは勇気が必要かも知れませんが、少しでも海外にでれるチャンスがあれば海外のラグビーを経験して下さい!」

私も、少しでもチャンスがあれば、いろんな方に海外の生活を経験してほしいと思っている。

堀江翔太 感謝と海外での経験

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