赤ん坊が泣くのは
赤ん坊はだいたい泣いている 。
泣いて何をしてるのかというと、周りの人達に、自分がしてほしいことを訴え、それをやってもらおうとしている 。
お腹が減ったからミルクをくれ、 おむつが汚れたからかえてくれ 、寒いから服を着せてくれ、なんだか気分が悪いからなだめてくれ 。そんなことを、ただ、泣くというだけで、周りの大人たちにうったえて、周囲の人を動かそうとしている。
周りの大人たちは赤ん坊が泣くと、お腹が減ったのだろうか、オムツが汚れているのだろうか、寒いのだろうか、気分が悪いのだろうかと、いろいろと考えて、できることを全てやってやる。泣き止むまで延々とだ。
赤ん坊を育てるのはとても大変だ 。
そして実は、大人になっても同じようなことをしている人が、たまにいる。
あーん、あーん、とは泣かないけれど、文句を言ったり、不機嫌になったり、わめいたり、どなったり、そしてたまには泣いたりして、周りの人をコントロールしようとする 。
もしかしたら本人は、周りの人を動かそうなどとは思ってないのかもしれない。だけど、そういう行動をすることで、実は周りの人をコントロールしようとしているのだ。
少し考えれば分かるけれど、ほとんどの場合、それはうまくいかないだろう。大人は赤ん坊ではないのだから。
じゃあ、大人になってから周りの人達を動かそうと思ったら、どうすればいいのか。それは、中学高校生の間に、ゆっくりと考えて、身に付けていくことだと思う。
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