まず親の世代がやらなければならないこと

いろんな所で言われているけれど、 いま、世界は急速に急激に変化をしている。もちろん日本も例外ではない。

例えば インターネットが普及したのは1990年代の後半頃から、iphoneが最初に発売されたのが2007年、そして今年は2020年。 たった四半世紀の間に、インターネットを中心にして生活が大きく変わった。

今の小学中学高校生とその親御さんの年齢差は、おそらく30年から40年くらいだろうか。 この25年ぐらいの間に世界が大きく変化したのであれば、親子間の世代の違いは以前よりもとても大きいだろう。

親御さんの世代が当たり前だと思っていることが、子どもたちには当たり前ではなかったり、子ども達が当たり前のように知っていることや使っているツールを、大人たちは全く知らなかったり、使ったことがなかったりする。

その上、 この瞬間にも世界が急速に急激に変化しているのであれば、 親の世代が子どもたちをきちんと理解するのは、とても難しいだろう。子ども達が今何をしているのか、子ども達が毎日どんな生活をしているのか、子ども達がどんなツールを使っているのか、子ども達がどんな情報や知識を持っているのか持っていないのか、親の世代はほとんどわかっていないのではないか。

でも親たちは、 子どもの10年後20年後30年後のことを考えて、育てていかなければいけない。

そうであるならば、 親の世代がやらなければならないことは、 自分たちが小学生、中学生、高校生だった頃の常識を一旦捨てて、今の世界はどうなっているのか、今の子ども達の世代がどんな情報に触れ、どんなものを使い、どんな生活を送っているのか。そんな事をしっかりと見て、そして子どもたちの10年後20年後30年後にはどんな世界が待っているのか、そこをしっかりと見極めて、子ども達に何かをしてやることだろう。

だからまずは、親の世代こそ、今自分が持っている常識を一旦壊す必要があるのだ。

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