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日本からの中学高校留学生のほとんどは、最初は英語がわからない状態で留学を始める。

ホームステイでも寮でも、そして学校生活でも授業中でも、英語でのコミュニケーションはほぼできない。

ただ、ホームステイや寮、学校生活では、ホストファミリーや現地の生徒が話しかけてくれたりすることもあるので、大きな問題はない。逆に、そこから英語でのコミュニケーションが始まったり、友達ができたりする。

でも、授業中は、先生の言っていることがわからないので、他の生徒がノートをとったり言われたことをやっていたりする間、一人でぽつんと黙って座っていることも最初は多い。

先生が何を言ったのか、周りのクラスメイトが何をやっているのか、そして何かをやりなさいと言われたことさえもわからず、一人でわけがわからず座っている。孤独を感じるし、英語力の無さを痛感するし、自分の力の無さがふをいなく思う。涙が出てくることもあるだろう。

だから、親御さんの中には、「なんとかしてください」とおっしゃる方も極たまにだけれどいらっしゃる。親御さんとしては、心配だろうし、心が痛いだろう。かわいそうだと感じるだろうし、なんとかしてやりたいと思うだろう。

でも、留学生にとってそんな授業中の経験は決して悪いことではないと私は思う。

自分の力の無さを痛感し、ふがいなさを感じ、孤独感の中に突き落とされ、何もわからない状態でもそこに身を置き続けなければならない。自分から何かをしようにも何をすればいいのかわからず、友達もおらず、自分を無視するかのようにどんどん授業が進んでいく。

日本なら、クラスの中心人物だったり、友達がすぐそばにいたり、少なくとも先生が言うことがわかる環境にいたのに、留学ではそれが通用しない。心が折れる。

でも、そんな時にも、声を掛けてくれる現地の生徒がいたり、休み時間に遊びに誘ってくれたり、先生が気遣ってくれたりする。そしてそんなことがものすごくうれしく感じる。

ただ、「どうしたの?」とか「一緒においでよ」とか「わからない場合は後で聞きに来なさい」とか、そんな一言で、折れていた心が一瞬で幸せになる。違う意味で涙がでる。

そして、少し時間が経てば、自分から話しかけたり、友達の隣に座ったり、先生に後で質問に行ったり、そんなことができるようになってくる。

こんな経験は、言葉がわからない環境で、しかも一人で孤独を感じることでしか得られない貴重な経験だ。長い目で見れば、将来きっと人生の糧になる。

親御さんはとても心配だと思う。お子さんは最初は落ち込むかもしれないし、うまくいかないかもしれない。孤独を感じるだろうし、なかなか友達ができないかもしれない。

でも、大丈夫。留学に一人で行こうという人だ。きっと自分から動くようになるし、英語力ものびてくる。

だから、そんな貴重な経験をする機会を、十代のうちに持つことが大切だと思う。