子どもの頃の経験が

30歳、40歳、そして50歳くらいになってから、「自分の今の感じ方や考え方は、子どもの頃に養われたのだな」と感じることがある。

子どもの頃育った環境、子どもの頃出会った人達、子どもの頃見たもの聞いたこと、子どもの頃覚えたこと。それらが自分の感じ方や考え方を作り、大人になっても基本的には変わらない。そんな部分を誰もが持っているように思う。

そして、私の個人的な感覚だけで言えば、18歳くらいまでに作られた感じ方や考え方は、その後も核の部分では大きく変わらないように思う。もちろん個人差もあるだろうし、大人になってからの経験がその人の感じ方や考え方を作っていることもあるだろう。でも、今の自分と子どもの頃の経験を振り返ってみると、18歳くらいから基本的には大きく変わっていない部分も多いように思う。

逆に言えば、18歳くらいまでの環境や出会った人達、見たもの聞いたこと、そして得た知識が、その人の基礎を作り、大人になってからも影響を与えるのだと思う。

そうであるならば、特に大人になる直前の13歳から18歳の間の年齢、日本で言えば中学校高校、ニュージーランドで言えばSecondary School での経験が、その人の基礎を作る、とても大切な時期だ。

その大切な時期に、日本ではできない経験をして、日本ではできない人達と出会い、日本では得られない知識を得ている、高校留学生達を見ていると、日本で生活している中学高校生とは異なる感じ方、考え方を身に付けている。そして、世界の境界が急速に薄くなってきている時代に、日本以外でも通用する感覚を身に付けている高校留学生達は、これから世界中で活躍するようになるのだろう。

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