長期留学するのなら、キリスト教について調べてみるのもいい

ニュージーランドの人達は、日本と比べると、圧倒的にクリスチャンが多い。

私の友達でも、毎週日曜日は教会に行くという人もいるし、留学生が滞在しているホームステイでも、家族で教会に行くので留学生も連れて行く、というステイ先もある。また、学校の教育がキリスト教の教えに基づいているところもある。

先週末はイースターホリデーだった。クリスチャンではない日本からの留学生達にとっては学期途中の長い連休という感覚だけれど、これもれっきとしたキリスト教のお祝いの日だ。

日本からの移民である私もそうだし、留学生達もそうだろうけれど、ニュージーランドで長く暮らしていると、日々触れる文化や人々の行動に、これはひょっとしてキリスト教の影響ではないか、と感じることがある。

唯一絶対の一神教で、無償の愛を与えるという教えで、しかも予定説に貫かれた考え方のキリスト教。日本で、因果応報とか、修行をした人が悟りを開くなどという考え方にあたりまえのように深く触れてきた私達にとっては、キリスト教の考え方はある意味新鮮でショッキングだ。

だから、クリスチャンが多く、キリスト教の影響を強く受けた文化を持つニュージーランドにいると、「えっ、何それ?!」と驚くことがあって、そんな時、これはひょっとしたらキリスト教の影響かもしれない、と考えると、腑に落ちることがある。

そう考えると、長期で留学する人達は、キリスト教の基本的な考え方や、クリスチャンの基本的な行動傾向などを、一度理解しておくといいかもしれない。特に、ホームステイがクリスチャンのファミリーだったり、留学先の高校がキリスト教の教えに基づいていたりする学生達は、時間のあるときに、キリスト教について調べて、基本的な部分だけでもいいので、どんな教えなのか、どんな歴史があるのかなどを理解してみるのもいいだろう。

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