日本人ラグビーボーイがクライストチャーチの代表に選出!
先週末、うれしい知らせが届いた。
今年の1月末から、13歳のラグビー高校留学生が、クライストチャーチのセントビーズカレッジで、5年間の予定で卒業留学をしている。彼は、日本の小学6年生の3学期終了を待たずして、ニュージーランドに高校留学にやってきた。今は13歳になっているけれど、到着した当時はまだ12歳だった。
到着した日から学校の敷地内にある寮で、現地の学生達と共同生活をして、ほとんど聞き取れない英語で授業を受けながら、ラグビーの練習や試合にも参加し、自分の力で少しずつ友達を増やし、英語力を着実につけ、持っている実力をさらに伸ばし、自分のポジションを築きながら、すごいスピードで成長してきた。
その13歳のラグビー高校留学生が、これまでの学校のU13チームでの活躍をコーチに認められ、カンタベリー地域のU13の代表チームのトライアルを受けるチャンスを与えられた。そして8月3日のトライアルの後、先週金曜日の朝に本人から連絡があり、みごとカンタベリー地域のU13の代表チームに選出された!
これは、ほんとうにすばらしいことだ。ニュージーランドのラグビー事情をあまりご存じない方も多いと思うけれど、日本からの留学生、しかも日本の中学1年生の学年で、一年目のシーズンで、ラグビー王国ニュージーランドの地域の代表に選ばれるのは、快挙と言ってもいい。
日本から到着して留学をスタートさせてすぐはホームシックにもなっていたけれど、そこから自分の力で実力をつけ、ラグビーでも認められ、そして地域代表選手に選ばれた。ほんとうにほんとうに、よく頑張ったと思う。私も彼から直接結果を聞いたときには、思わず手をたたいてガッツポーズをした。
地域の代表に選ばれれば、次からのシーズンでも地域のセレクター達は必ずその選手に注目を続ける。まだ13歳の彼は、今シーズンを入れてまだ少なくても5シーズンは高校生プレーヤーとして、カンタベリーでプレーをする。つまり、彼にはラグビー王国ニュージーランドで無限の可能性が開けている、ということだ。
今後の活躍を、心から応援しています。
キックオフNZのSNS