日本人ラグビーボーイが今年もクライストチャーチの代表に選出!
ニュージーランドのラグビーシーズンは、夏の終わりの2月から3月頃に始まり、真冬の8月頃に終わる。
大人のクラブラグビーチームもほとんどの大会は8月頃に終わるし、小学生から高校生のラグビーも、3月から4月にプレシーズンマッチ、5月頃から本格的に大会が始まって、8月中旬には大会が終了する。
そして、多くの選手達は、大会が終了したらその年のラグビーシーズンも終了する。だから、小中高校生などは、ラグビーシーズン後、夏のスポーツを別にやっている人も多くて、9月から2月くらいまでは、また別のスポーツのチームに参加する、という人もいる。
ただ、8月に各チームごとのラグビーの大会が終わった後、ニュージーランドのほとんどの地域で、地域の選抜チームが編成され、地域対抗の大会がまた始まる。ジュニアのクラブチームもそうだし、高校のチームも同じだ。
高校の地域の選抜チームは、U13、U14、U15、U16などの年齢別に編成される。7月の終わり頃に、スキルズセッションやトライアルが行われ、その結果をもとに、各地域、各年齢で選抜選手が発表される。
トライアルは誰でも参加できるものでもなくて、高校のチームのコーチなどの推薦がないとなかなか参加できない。つまり、3月頃から始まる高校別の大会で活躍した選手が、地域選抜チームのトライアルに参加できる。
そして、弊社の高校留学生の一人が、カンタベリー地域のU14の代表のトライアルを受けた後、先日見事に地域代表選手に選ばれた!
彼は、昨年U13の時からセントビーズカレッジで5年間の予定でラグビー高校留学を始め、昨年も留学初年度でU13の地域選抜選手に選ばれた。そして今年のシーズンも順調に実力を伸ばし、チームの勝利に大きく貢献し、今年もU14の選抜チームの中に入った。
ラグビー王国ニュージーランドでは、生まれたその日からラグビーボールに触れている子ども達も当たり前のようにいる。その中で、日本から来た留学生が、しかもまだ日本では中学生の年齢で、2年連続で地域選抜に選ばれるのは、本当にすごいことだ。
地域選抜チームの練習は8月末ころから始まり、10月上旬まで試合が行われる予定だ。
怪我のないように、選りすぐりの選手達の中でもまれて、さらに実力をつけていってほしいと思う。応援しています!
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