先日、ある高校留学生と英語力のブラッシュアップについて話をしていると、彼女はこういった。

「英語力を伸ばすために、独り言を小さな声でブツブツと言うようにしているのです」

英語力の向上にはいろんな方法があって、いろんなところでいろんな人がいろんなことを言っている。その中で、スピーキングの力を伸ばすためには、いつも自分でなにか口に出してつぶやいていることが大切だとも言われている。

その留学生も、どこかからその方法を聞いて、実践しているのだ。

英語のスピーキングの力を伸ばすためには、本を読んだり、映画を見たりしているだけでは難しい。やはり、実際に英語を口に出す。その経験が英語力の向上に直接つながる。

でも、留学生活の中でさえ、いつもいつも誰かとずっと英語で喋っているわけではない。1人で勉強をしていることもあるし、通学でバスに乗っていることもあるし、自分の部屋でのんびり過ごしていることもある。

そんな時間を英語力の向上に使うのなら、この「ブツブツ英語」を試してみるといいかもしれない。

最初はなかなか英語が出てこないかもしれないし、頭の中が真っ白になって何をつぶやけばいいのかわからないこともあるだろう。

でも、たとえば、目の前に見えているものを英語で説明してみるとか、その日あったことへの感想を英語で話してみる。話そうと思えば話せることはたくさんある。

そのうえ、誰も聞いていないので、間違ってもいいし、何度言い直してもいいし、単語が出てこなくてずっと詰まってしまってもかまわない。

まぁ、あまりたくさんの人がいるところで大きな声で1人でしゃべっていると、周りの注目を集めることもあるかもしれないけれど、小声で、あるいは1人のときに、なるべくブツブツと英語で話をしてみるのは、英語のスピーキングの力を伸ばすにはかなり良い方法だと思う。

ちなみにその高校留学生は、学校の成績もかなり良く、先生や友達やホストファミリーとは大きな問題なく会話をすることができる。でもそんな留学生でも、やはりスピーキングの力を伸ばすために、日々コツコツと努力を続けている。

もし今、英語でスピーキングの力を伸ばしたい人がいれば、このブツブツ英語をぜひ試してみるといいと思う。

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