マニュアルを捨ててみる
仕事でも勉強でもスポーツでもなんでもそうだけれど、何かをするときに、ある程度のマニュアルがあるだろう。
そして、ほとんどの場合はそれに従って進めていく。
ニュージーランドでも同じだ。仕事や勉強、スポーツでもなんでも、マニュアルがある場合は、それに従って進めて行く。
でも、何かイレギュラーなことが起ったとき、何か予想外のことが起ったとき、マニュアルが通用しないことがある。
そんなときには、ニュージーランドの人達はマニュアルを捨てることが多い。マニュアルを捨てて、自分の頭で考えて判断して行動する。
例えば、飲食店の仕事でお客さんからメニューにないものを頼まれたり、学校で今まで受け入れたことがない生徒から受け入れてほしいと希望されたりした時、マニュアルに載ってないからだめです、と言われることは少ない。
そんなときには、まずは一旦お客さんや生徒の希望を聞き、自分のところでできるかどうかを判断する。そして、マニュアルになくても、前例がなくても、作れるものは作るし、受け入れられる人は受け入れる。
そんな態度で接してくれる場合が多いように思う。
だから、もちろんマニュアル通りに粛々と進めていくのも大切だけれど、ときには、マニュアルを捨てて、今までの前例を無視して、個別の情報を集めて、自分の頭で考えてみるのもいいだろう。
それがすべての人にとって、最もいい結果を生むことになるかもしれない。
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