とりあえずやってみる
例えば留学生で、「私はこれから英語の勉強を毎日一時間やって、IELTSで6.0を取ります」という人がいる。
すごくいい宣言だと思う。
でも、同じようなことを言う留学生の中には、数ヶ月後にIELTSで6.0取る人もいれば、4.5ポイントの人もいる。また、宣言したにもかかわらず途中で勉強をやめてしまう人もいるし、なんだかんだと理由をつけて何もしない人もいる。
結果から見ると、宣言通りに結果を出したのは一人だけのように見える。
でも、ゴールを設定してそれを宣言した人が結果が出なかったからと言って、全てを否定してしまうことはない。
IELTSで6.0取れなかったとしても、それまでずっと勉強してきたのであれば英語力はついているし、4つの技能の一つだけがたまたま試験でできなかったのかもしれない。つまり力は勉強した分だけ着実に伸びているのだ。
でも、宣言はしたもののまったく勉強しなかった人は、単に結果が出なかった人達とはまた違う。
つまり、やると言って結果できなかった人と、やると言って最初からやらなかった人とは、結果は変わらないけれど、その過程は大きく異なる。
もちろん、結果が出るに越したことはないし、やらなかった理由もあるのだろうけれど、一度宣言したのであれば、やはりゴールに向かってやり続けないと到達しないだろう。
もう少し言えば、やろうと思うことややりたいことがあって、ゴールを設定し、それに向かって行こうと宣言をしたのであれば、とりあえずスタートしてみるのがいいのだ。
いろんな理由をつけてやらないのではなく、とりあえずゴールを目指してやってみる。
やらずして、宣言だけでは、できるかどうかなどわからない。とりあえず動いてみることが大切だ。そして動き始めたのであれば、それはゴールに少しでも近づいたことになるし、何かの力がついていることにもなるのだ。
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