センスの問題
何かを習得するとき、大きく分けて二種類の人がいる。
先生やスポーツのコーチ、指導する人が、「これこれをしなさい」とまず見本を見せてからやらせた時、一回ですぐに反応してある程度のレベルまでできる人と、そうでない人だ。
例えば、ラグビーのコーチがパスの基本動作をやって見せて、その動作の説明をした後、選手達が各自でやってみたとき、コーチがやった通りに一度でできる人と、何度かやってもなかなかできない人がいる。
例えば、コンピュータの授業で、先生があるソフトの使い方をやって見せて、そのやり方を説明した後、生徒達が各自でやってみたとき、先生がやった通りに一度でできる人と、何度かやってもなかなかできない人がいる。
また例えば、料理を習う時、指導者がやって見せて、説明した後、習う人が各自でやってみたとき、一度でできる人とそうでない人がいる。
なぜだろう。
それまでの経験や知識もあるだろうし、それまでの基本的なスキルが身についているかどうかもあるだろう。
でも私は、「センス」があるかないかも大きいと思う。
ラグビーでも、コンピュータでも、料理でも、それを習う人がセンスを持っているかどうかが、その後の習得に大きな違いとして現れる。
そしてどんな分野でも、その「センス」を持っているかどうかを見抜くのが、指導者の一つの役目だと思う。また、センスがある人とない人を、同じレベルまで伸ばして行くのも、指導者の力だと思う。
では、センスって何なのかと言うと、まずは見る力だと思う。指導者がやっているどこをどのように見るのか。おそらくセンスのある人はそうでない人と見ている部分が違う。
そして次は、理解する力だろう。見る部分が同じでも、それを自分の頭で考えてどう理解するのかが、センスだ。
最後は、見る力と理解する力を踏まえた上での「感覚」だろう。そこは言葉では言い表せない「こんな感じ」という感覚。最終的にはそれが「センス」として現れてくる。
ただ、何のセンスもない私がこんなことをブログで書くこと自体が、センスがないと言われるのかもしれない。
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