素敵な留学生達
留学生達と話す機会がよくある。
特に18歳以下の高校留学生達に対しては、現地でサポートをしている立場上、「こうした方がいいのでは」とか「それは安全上許可できません」などと偉そうなことを言う。留学生達も、そんな私の言葉に対して「はい、わかりました」と素直に聞く。
でも逆に私が留学生達から、留学生活や将来の夢についていろいろと話を聞くシチュエーションも多い。
11月になって学年も終わりに近づき、今年一年を振り返ったり来年の留学生活について話をした時、彼ら彼女らはとてもいいことを言っていた。
「今年は年度初めに設定したゴールのほとんどが達成できた。けれど、設定したゴール自体がちょっと低かったという反省もしているので、来年はもっと高い目標を設定したい」
「NCEAのLevel トータルでExcellent で単位を取ることができなかったので、来年は絶対にExcellent を取りたい」
「今年はラグビーで個人としては満足できる結果だったけれど、チームとして全国大会で結果を出せなかったのがとても残念だ」
「留学初年度で最初は英語もよくわからなかったけれど、半年くらいたったときに急に英語の伸びを感じた。来年は今年伸ばした英語力を前提にして、もっと自分のやりたいことができるようにしたい」
「他の留学生達はみんなすごくよく頑張っていてすごい人達なので、自分は自分なりにもっと頑張って何かこれをやった、という結果を出してみたい」
「来年は必ずラグビーの1st XV(1軍)に入って活躍したいし、高校留学後に希望の進路に進めるようにしっかりと必要単位を取りたい」
「先輩留学生のように、来年は学校のPrefect に選ばれるように頑張りたい」
これらは弊社の高校留学生達が私に話をしたときに、実際に言っていた言葉だ。みんな前向きで、自分のやるべきことややりたいことが見えていて、楽しそうで、エネルギッシュで、充実していて、ほんとうによく頑張っていることが伝わってくる。
そんな彼ら彼女らと接していると、みんななんて素敵な人達なんだろう、と思う。
もちろんまだ若いので、間違うこともあるし、私とは考え方も違う。大人と話が合わないと感じることもあるだろうし、いつもいつも頑張ってばかりもいられないだろう。
でも、現地で長く接していると、ひとり一人の個性もだんだんわかってくるし、それぞれの魅力も表に出てくる。
そんな個性や魅力を見ていると、彼ら彼女らはきっと、ニュージーランドでの留学生活を通して、日本の中学生や高校生とは違う成長の仕方をして、個性的な魅力をどんどん身に付けて、大きくなっていくのだろうなぁ、と思う。
そろそろ今年の中学高校生活も終わりだけれど、これからも留学生活を通して成長していくことを願っているし、心から応援したいと思う。
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