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先日このブログで、「明日が不確実なものだからこそ、未来に対する不安や恐怖が生まれる。」と書いた。

それと同じで、現在起こっていることに対する知識が少ないと、不安や恐怖が生まれる。今起こっていることはどういうことで、その影響はどんなものなのか。それが明確にわかっていれば、不安感や恐怖心はわきにくい。でも、今現在起こっていることに対する知識が少なければ、いたずらに不安になり、恐ろしく感じる。「ひょっとしたらネガティブなことが起こっているのかもしれない」という思いがだんだん、「必ず悪いことが起こる」というふうに変化する。それは、知識が十分ではないからだ。知識があれば、ネガティブなスパイラルにある程度歯止めをかけられる。

だから、不安や恐怖が芽生えたら、昨日も書いたけれど、正確で最新の情報を集めることが大切だ。それらをもとに、今起こっていることを検証して、事態を予想し、冷静な判断を行うべきだと思う。逆に言えば、正確で最新の情報を持っている人は、それをできるだけ多くの人に、あらゆる手段を使って伝えるべきだと思う。

地震が起こって3日間くらいは、世界のニュースでも日本人の冷静さを高く評価していた。だが昨日くらいから、ニュージーランドのニュースでも、Panic という言葉が使われるようになっている。

でも、私は日本の方々はそう簡単にはパニックにはならないと思う。どんな情報を受け取っても、その情報が正確で最新のものであれば、あくまでも冷静に行動するのだと思う。そしてそのためには、情報の受け手側も正確で最新の情報を集めることが大切で、また、正確で最新の情報を持っている人たちは、それをできるだけ多くの人に、あらゆる手段を使ってきちんと伝えるべきだと思うのだ。