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日本は、東北3県を除く44都道府県で、7月24日からテレビはデジタル放送に移行する。日本のニュースなどによると、ほとんどの家庭ではデジタル放送の受信が可能な状態になっているようだ。そして、日本の総務省の地デジのページを見ると、デジタル化する理由が4つ挙げられている。多様なサービスを実現、電波の有効利用、世界の潮流、情報の基盤、の4つだ。

世界の潮流ということで、ニュージーランドでもテレビはデジタル放送に移行する準備が進められている。最近はデジタル放送移行に関するウエブサイトもできている。

ニュージーランドの場合は全国一斉にデジタル放送に移行するのではなく、地域によって日程が異なっている。まずは2012年9月30日日曜日午前2時からホークスベイとウエストコースト地域がデジタルに移行する。その次は2013年4月28日から南島の残りの地域が、そして、2013年9月29日からウエリントンなどの北島の南半分の地域が、そして最後に2013年12月1日からオークランドやロトルア、タウランガなどの北島の北半分の地域が、デジタル化される予定だ。

ニュージーランドでは、スカイテレビも普及しているので、現在でも多くの家庭でデジタル放送が受信できるようだ。スカイテレビは有料だが、フリービューという方法で無料でもデジタル放送が受信できる。最近売られているテレビは、フリービューが既に入っているものも多い。

日本はどうなのかわからないが、ニュージーランドではデジタル化されたからといって、テレビ番組の内容が大きく変わるということはあまり期待できない。だから、デジタルになったからといって、今までよりもテレビ番組を長時間見るようになるとは思わない。また、TVNZの番組の多くは、オンデマンドでインターネットで無料で見ることもできる。

デジタル化の大きな目的は、おそらく電波の有効利用ということなのだろうと思う。ニュージーランドのウエブサイトにも、何故デジタルに移行するのか、という質問に対して次のように答えている。

Completing the digital switch by the end of 2013 will free up radio spectrum in the 700MHz range, which is ideal for next-generation mobile telecommunications services. These will support our economic development by offering faster and cheaper mobile broadband services for New Zealanders.

つまりテレビのデジタルへの移行は、より高速で安いモービルブロードバンドサービスを普及させ、ニュージーランドの経済に効果をもたらすことが目的だ、ということだ。意地悪な見方をすれば、モービルブロードバンドのために、テレビを脇へ退けてしまう、ということなのだろう。

デジタル化して10年後のテレビ番組は一体どうなっているのか、いろんな意味で楽しみだ。