がんばった留学生

先日、予定通り1年間の留学を終えた日本からの留学生が帰国して行った。彼女は英語力をつける、ということを第一の目標に留学を開始し、この1年間でものすごく英語力が伸びた。最初はホームステイとのコミュニケーションにもかなり苦労していたが、特に今年に入ってからは、ホストファミリーともすっかり仲良くなり、いろいろと英語で会話を弾ませるようにまでなった。

途中何度かホームシックにもなって、そのたびにいろいろと話をした。学校まで行って話をしたこともあったし、電話で1時間近く話をしたこともあった。また、他の留学生と一緒に話をしたこともあった。

ゆっくりと時間をかけて話をすると、いつも彼女は前向きになって、これからの留学生活を自分の足で進んでいこうという気持ちになっていた。そして実際に、彼女は自分の足で一歩ずつ留学生活を歩いて行った。

留学生活が進むにつれて、何かしんどいことがあっても、ホームシックになっても、精神的に傷ついたりしても、そこからの立ち直りがとても早くなった。留学でいろんな経験をして強くなったのだろう。彼女の親御さんも、「留学の経験を通して、とても強くなって余裕が出たように思う。」と仰っていた。

帰国する3日前に会って話をした。彼女はとても明るくて、留学生活をすごく楽しんだと言っていた。また是非戻って来たいとも言っていた。そして帰国前に彼女から手紙をもらった。すごく丁寧な直筆で、たくさんの感謝の言葉が彼女らしい表現で書かれてあった。思わずうるうるとしてしまった。この仕事をしていてよかったと思う瞬間だった。

彼女は今は日本でまた英語の勉強を続けているという。留学生活で得た経験を生かして、日本でも楽しく、そして一歩一歩進んでいってほしい。

留学生活お疲れ様でした。そして留学に来てくれてありがとう。またどこかで是非お会いしたいです。

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