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先日、ニュージーランドにしばらく滞在していた長期留学生の親御さんが、「ニュージーランドは日本よりもはるかにオンライン化やキャッシュレス化が進んでいる」と驚いていらっしゃった。

スーパーマーケットでもレジの半分以上はセルフレジだし、どこでもクレジットカードが使えるし、何でもインターネットで買い物や登録ができる。特に、お子さんの学校のランチをオンラインで注文して学校に届けてくれるサービスが、当たり前のようにあることにも驚いていらっしゃった。

ニュージーランドでずっと暮らしていると、何でもネットでやるのが当たり前になっているけれど、日本からいらっしゃった方はそれに驚かれるのだろう。

ニュージーランドでは、会社を設立するのもオンラインでできるし、税金もネットで払うことができる。街の車のパーキングも、どこのパーキングで何分停めているかが駐禁をチェックする人にわかるような仕組みになっているし、有料の高速道路も、速度を落とさずに100km/hでゲートを通り抜ければ車のナンバーが自動でチェックされ、あらかじめトップアップしておいた登録サイトから料金が引き落とされる仕組みだ。

15年くらい前までは、男性がポケットにしわくちゃな5ドル札をつっこんでいて、少額の支払いでそれをポケットから出して使う、などという光景がわりと見られたけれど、最近はみんなクレジットカードをかざすだけでピンナンバーも入れない。

ニュージーランドでオンライン化キャッシュレス化がどんどん進むのにはいろんな理由があるだろうけれど、やはり人件費が高いのも一つの理由だろう。最低賃金が15ドル75セント(約1300円)だから、経営者は何とか人件費を削ろうとする。その結果が、スーパーマーケットのレジのセルフ化につながるのだろうし、駐車場の機械化、有料高速道路の無人化、そしていろんなサービスのオンライン化になっていくのだと思う。

最近は日本の人件費は比較的安いと言われているけれど、例えば日本全国で最低賃金が1300円くらいになれば、一気にセルフ化、オンライン化、自動化が進むのではないかと思う。