留学生達からもいろんなことを教えてもらう
十代や二十代の年齢の留学生達に対して、彼ら彼女らより少しは長く生きてきた経験と知識を使って、こうしたらどうだろうかとか、こういうふうに考えてみればいいのでは、などと偉そうにアドバイスなどをしている。
でも、留学生を見ているだけでも、またいろいろと話をしていても、私が彼ら彼女らから学ぶこともほんとうに多い。生まれてからもうすでに半世紀以上生きてきても、根本的に私自身の考えや行動を見直さなければいけないのではないか、と気付かされることもある。
「その歳になってまだそんなことを言ってふらふらしているのか」と言われるかもしれない。確かに、日本で学校を出てからずっと同じ会社で何十年も真面目に一所懸命勤め上げている方々から見ると、ニュージーランドで自分の好きなビジネスをやっている私の生き方はなんだかよくわからないだろうと思うし、日本の同年代の方に比べると私などまだまだなのかもしれない。
でも、やはりいくつになっても、昨日よりも今日のほうが少しでも成長していたいと思うし、誰からでもどんな機会でも学べるときは学びたいと思う。
それに、歳を重ねるに従って、黙っていても誰もが何らかの変化をしていくのだし、たとえ自分の変化がごくわずかなものであっても、時代は確実に変化していくから自分は周囲と相対的に変化していく。
そして成長が変化の一つの形態であるならば、その一部だけでも成長という形態を取れればと思う。
いくつになっても勉強、などと格好のいいフレーズでまとめてしまうのは好きではないけれど、少なくとも留学生達からも何か学ぶことがあるのだ、という態度を持ち続けていきたい。
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