留学中スマホとどうつきあうか
十代の学生が長期留学に来る時、親御さんと話し合うことの一つに、ネットに接続できるディバイスを持って来るかどうか、という問題がある。
弊社の留学生の中には、留学初年度は、パソコンやタブレット、そして携帯電話などネットに接続できるディバイスを持ってこない学生も多い。
ネットにつながっていると、ついついLINEで日本の友達とずっと連絡を取っていたり、日本語の動画をずっと見ていたりして、留学ならではの経験をする時間や機会を失うことになるからだ。
また、英語力を伸ばすことをが留学の目標の一つであれば、日本語でのネット接続が妨げになることもある。
ただし、留学2年目以降で、自分で時間をうまくオーガナイズできる学生は、持って来る人も多い。Year 12以上になってくると、学校の宿題や進学情報の収集などに必要なことも出てくる。
もしネットに接続できるディバイスを留学に持って来るのであれば、やはり自分できちんと使い方をコントロールする必要があるだろう。
例えば、スマホやタブレットの通知を全てオフにして、通知によって集中が途切れないようにする。あるいは、ネットに接続すると決めた日時や場所でしかディバイスを触らない。または、ホーム画面に置いておくアプリを最小限にして、使うと決めたアプリしか使わない。
こういったルールを決めて自分で使い方をコントロールしないと、時間があればついスマホをいじってしまうとか、友達と遊んだり勉強したりする時間をつぶしてネットに接続してしまうことになる。
例えば一日30分間必要もないのにスマホをいじっているのなら、一ヶ月で15時間(半日以上)、一年で183時間(一週間以上)の時間を無駄にしていることになる。
その時間を他の留学生活の経験に当てることができれば、ひょっとしたら人生にも大きな影響を与えるかもしれない。
今から留学にいらっしゃる方、すでにネットに接続できるディバイスを持って来ている方、もう一度その使い方を考え、ルールを決めて実行してみるのがいいかもしれない。
キックオフNZのSNS