表面はにこにこしているけれど
ニュージーランドの同年代の友達や日本の友達と、会って話をしたり連絡を取り合ったりしていると、表面はにこにこと穏やかに暮らしているようだけれど、家族のことや仕事のこと、健康のことなど、みんないろんな悩みを抱えて日々生活をしていることがわかる。
大人になって、家族を持って、年齢を重ねて、責任を負って行くにしたがって、やはり自分の思い通りには行かないことも多くなってくるし、予期しないこともたくさん起こる。そしてそんなことがあると、頭の中はいつもそのことで一杯になったりする。
でも、多くの人達は、そんなことが自分に起こっていることなど微塵も見せずに、にこにこと穏やかに周囲の人に接している。
そう考えてみると、それは歳を重ねた大人だけではなくて、高校生でも、20代の若い人達でも、ひょっとしたら小学生でも、同じようにあるのかもしれない。
子どもだから、若いから、というだけで、全てが思い通りに行くわけではないし、予期せぬことも年齢にかかわらずたくさん起こるだろう。むしろ、若い人達のほうが、うまくいかないことや予期せぬことが大人よりもたくさんあるかもしれない。そしてそんなことがあれば、頭の中はそのことで一杯になるだろう。
でも、高校生でも、20代の人達でも、おそらく小学生でも、そんなことはおくびにも出さずに毎日生活している人もいるだろう。そして、高校生や20代の若い人達、小学生だからこそ、それらの重みを感じて、傷ついて、深く悩んでいるかもしれない。
表面は笑顔でも、みんなのたうち回りながら生きているのだ。
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