留学に行けば何とかなる?
4月30日に福岡で、5月15日に東京で、そして先週末5月21日に大阪で、高校留学相談会を行い、たくさんの方々にお越し頂いた。ありがとうございました。
相談会では、ご希望に添っていろいろな情報をご提供し、ご質問にお答えした。弊社は、ご提供する留学プログラムには自信を持っているので、全ての方に留学に来ていただきたいと思っている。だから、留学に来ていただくと、こんないいことがありますよ、ということをご案内する。
けれど、やはり高校留学は、毎日毎日が楽しいことばかりではないし、何もかもが予定通りにうまくいくことはない。だから、留学のそんな面もきちんとお話する。
そしてその上で、留学に来る時に大切なのは、できるだけの準備に加えて、留学する本人の強い意志と覚悟であることもお伝えする。
高校留学の場合、親御さんの強い勧めで留学する人もいるだろうし、日本が嫌だからという理由で海外に出る人もいる。それはそれでかまわないと思う。でも、一旦留学する本人が「留学に行こう」と決めたなら、自分でできる準備はしっかりとして、留学へのモチベーションをできるだけ上げて、ある程度の覚悟を持って日本を出発するのがいい。
もちろん、準備と意志と覚悟を持って来ても、留学中はいろんなことが起こるし、落ち込むこともあるだろう。ホームシックにもなるかもしれないし、予定通りに進まないことも出てくる。そんな時こそ、準備と意志と覚悟が生きてくる。
私達も、今までの経験や持っている知識をフルに使って、それぞれの留学生にはできるだけのサポートはする。やる気が出ないときにやる気を出してもらうように話をしたり、進むべき方向が定まらないときに選択肢を整理したり、やるべき時と休むべき時を一緒に考えたりする。でも、私達が学校でもステイ先でもずっとそばについていることは現実的にはできない。だから、厳しいようだけれど、最後の最後の部分は留学生本人の気持ちと行動で、少しずつでも進んでいくしかない。
もちろん、楽しいこともたくさんあるし、自分の成長に自分自身で気がつき、自信を深めていくこともある。日本ではできない経験をして成長し「留学に来て本当によかった」と感じることもある。そういう留学にするためにこそ、準備と意志、覚悟を持って留学をスタートさせるのがいいと思う。
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