ニュージーランド現地無料留学エージェント

物事にはいろんな側面があることをすぐに忘れてしまう。

ニュージーランドの最低賃金が15ドル以上、日本円にして1200円近くで、祝日には1.5倍になると聞くと、「とてもいい環境だ」としか考えない。けれど、この人件費を支払うために飲食店などは価格を一定以上に設定しなければならず、祝日にはサーチャージという名目で普段よりも高い値段がつけられる。普段でもカフェでランチをすれば1500円から2000円くらいかかるのが、祝日だと1800円から2500円程度になる。祝日にカフェに行って支払いをする段階で、最低賃金が高いとはこういうことなのだ、と実感する。

ニュージーランドの時間はゆっくりと流れるのがいいなぁ、と感じていながら、交通機関もサービスも時間通りにきっちりと進まない、といらいらする。細かいマニュアル通りではなく、現場でそれぞれの人が自分で判断するという仕事の仕方はすばらしい、と思いながら、人によって言うことが違うのでマニュアルを作ればいいのに、などと思ってしまう。

何年か前、留学生の親御さんが、「ニュージーランドは女性の社会進出が進んでいる国だと聞いている。男女平等も進み、男女で仕事の差がなく、素晴らしい。」と絶賛していらっしゃった。同じ方が、「うちの子どものホームステイマザーは、週末も仕事で、子どもとゆっくりと話をする時間がなかなか取れない。」と不満を漏らしていらっしゃった。

少し異なる側面から見てみるとすぐにわかることなのだけれど、物事をいろんな角度から見てみるのはなかなか難しい。