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ニュージーランドのほとんどの高校は今は約2週間の春休みで、10月12日月曜日から第四学期が始まる。

第四学期は、ジュニアと呼ばれるYear 9 とYear 10 の学生は12月上旬頃まで授業があるけれど、シニアの学年、Year 11 からYear 13 の学生達は、11月上旬で授業が終わり、その後NCEAの全国統一試験期間に入る。試験が終わった人から1月末までの長い夏休みに入るので、実質第四学期は一ヶ月ほどしかない。

その短い第四学期の間に、各高校ではシニアの学年のプライズギビングが行われる。プライズギビングは、その年に勉強やスポーツ、その他の活動で優秀な成績や結果を収めた学生に送られる賞の授賞式だ。また、プライズギビングでは、ほとんどの高校で翌年のPrefects、日本で言うと生徒会役員のような人達が選出され発表される。

プライズギビングでは、一人で複数の賞を受賞している人もいるし、留学生でも勉強の優秀な賞をもらっている人もいる。

また、Prefects には、Head Boy、 Head Girlを初めとして、各House のリーダーや、アカデミック、スポーツのリーダー、そして留学生の中のリーダーなども選ばれる。もちろん、選ばれる人の中には、プライズギビングでたくさんの賞を受けている学生も多い。

そんな学生達を見ていると、勉強でも優秀で、しかもスポーツもできて、その上、他の生徒達からの信頼も厚い、というような人達も意外とたくさんいる。日本で言えば、文武両道だ。

ニュージーランドの教育システムでは、どちらかと言えば、その人の秀でたところをどんどん伸ばしていくことが認められているように思う。もちろん勉強が得意でない人の基礎力向上も行われているけれど、全ての科目ができなくても、何か一つ得意な分野があれば、それをどんどん伸ばせばいい、という考え方が大きいように感じる。

矛盾しているように聞こえるかもしれないけれど、その結果、勉強もスポーツもできるような生徒がどんどん出てくるように思う。

自分が好きで得意な分野を伸ばす環境があれば、例えば、英語はあまり得意でないけれど数学ができる生徒が、スポーツでも力を伸ばす、ということも容易にできる。勉強だから、とかスポーツだから、という分け方ではなく、その人が得意か好きかどうか、というところが基準になる。

日本では、スポーツができれば勉強はできなくてもいい、という雰囲気もあるように感じるけれど、ニュージーランドでは、特に勉強とスポーツを日本のように分けて考えずに、「その人の得意な分野を伸ばす」という、一人一人、一つ一つの分野に注目した教育を行っているように感じる。

だから、日本でラグビー部の監督をしている高校の先生と言えば、体育の先生のイメージがあるけれど、ニュージーランドでは、例えば数学の先生がラグビーのチームのコーチをバリバリとしていることもまれではない。

ニュージーランドの文武両道は、それぞれの生徒の得意分野を伸ばした結果なのだ。