ロックダウン生活にあこがれる?
NZの中学高校生の中には、今の冬休みが終わったらまたロックダウンになればいいのに、などという人もいる。
大人からすると、なにをバカなことをと思うけれど、その気持ちはわからなくもない。
冬休みは学校の授業もないし、部活動もないし、習い事もないから、2週間ずと自分の時間を過ごすことができる。高校生くらいになると、家で一人で過ごす時間も増えるし、スマホやパソコンも持っているし、自分のやりたいように時間を使うこともできる。
3学期が始まってもしまたロックダウンになったら、学校に行く必要もないし、授業はオンラインでできるし、ある程度自分のペースで家で生活ができる。
大人は、ロックダウンになると困ることもたくさんあるし、将来も不安だし、自分が暮している社会や国、そして世界の視点で考えるけれど、自分の周りの生活のことだけを考えている子どもは、ロックダウン生活も快適なのかもしれない。
ロックダウン生活は、やりたいことが制限されることも多いけれど、やらなければならないことをやらなくてもいい状況でもある。
だから、普段やっていることをやらなくてもいい状況のほうが、やりたいことができないよりもいい、という人は、強制的にそんな状況が許されるロックダウン生活は、快適なのかもしれない。
そう考えると、普段なぜそんなにもしんどい思いをして、やらなければならない(と言われている)ことをずっとやり続けているのか、という疑問も出てくるだろう。ロックダウン生活を経験した中学高校生の中には、なぜ毎日学校に行かなければならないのか、と真剣に考え始めた人もいると思う。
それは、ニュージーランドだけではなく世界中でも、そして様々な世代でも同じだろう。なぜ毎日登校しなければならないのか。なぜ毎日満員電車にゆられて出社しなければならないのか。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で今までの生活が大きく変わった今、その「なぜ?」が頭から離れない。
こうやってまた違った意味で、世界が変わっていくのかもしれない。
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