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先日、Optical Illusion (目の錯覚)の動画を見ていたら、途中でわけがわからなくなった。

ネットで画像や動画を検索してご覧になってみると面白いけれど、有名なものなら、同じ大きさの四角形が全く違う大きさに見えたり、動いていない円が動いているように見えたり、見ようによっては人の顔に見えたり壺に見えたりする絵などがある。

また最近では、ドレスの色が全く違って見えたり、道路に書いた絵が立体的に見えたりするものもある。

いくつもいくつもそんな目の錯覚の絵や動画を見ていると、面白いなぁと感じる以上に、普段自分の目で見ているものが、本当に見えている通りの色や形をしているのかどうかも、すごく怪しくなってくる。

「だって、この目で見たんですから、絶対に間違いないです」と言う人もいるけれど、この目で見たから間違いない、などと確信を持っては言えないことが、目の錯覚の画像や動画を見ていたらよくわかる。

逆に、「君はその場にいて目撃したのなら、わかるだろう」などと言うのも、視覚を信用し過ぎている。見たからわかる、というのは、見たものが確実にそこにあったと言える場合だけで、本当はそんなことはないのかもしれない。

そう考えてみると、普段目で見ている全てのものは、果たして見ている通りのものなのか。また、自分が見ているものと他人が見ているものは同じものなのか。他人は自分が見ているものと全く違う色や形を見ているのかもしれない。

そんなことも、たまには考えながら生活する必要があるようにも思う。