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7月7日に発表された、NHK放送文化研究所の「日本人とテレビ 2015」の調査結果が興味深い。

まず、「休日を除くふだんの日に、1日テレビを何時間くらいご覧になっていますか」という質問に、30分から2時間の間と答えた「短時間視聴」の人が増え、4時間以上の「長時間視聴」が減少している。特に20代では「全く見ない」が16%、30代で13%となっていて、5年前の調査よりも2倍程度に増えている。ただ、70代以上になると61%が長時間視聴だ。

また、「毎日のように」接触するメディアを「テレビ」と答えた人の割合はほとんどの年齢層で減少した一方、「インターネット」と答えた人の割合は、20代が68%、30代が61%、40代が56%と20代から40代で半数以上を占めている。ちなみに、20代で「テレビ」と答えた人の割合は64%なので、この年代ではすでにインターネットのほうがテレビよりも上回っている。

1番目に欠かせないメディアとして、「テレビ」「ラジオ」「インターネット(メールは除く)」「ビデオ・DVDなどの映像ソフト」「CDなどの音楽ソフト」「新聞」「雑誌」「本」の8つの中から選んだとき、20代ではインターネットが54%に対しテレビは25%と半数以下、30代ではインターネットが47%似対しテレビは33%と、インターネットがテレビを上回っている。40代ではインターネットが31%でテレビが41%とテレビのほうがまだ多い。ただ最近は、映像も音楽もネットを利用して観たり聴いたりするようになって来ているので、この選択肢自体が時代に合っていないようにも思う。

今の日本の20代の人達は、テレビはほとんど見ず、毎日ネットに接続して生活しているので、ネットは生活に欠かせないメディアとなっている。30代でも同じような傾向にあるので、このままでも、後10年すればこれが40代にも広がってくるということだし、ネットの利用者ももっと増えるだろうから、幅広い年齢層で、明らかにテレビよりもネット、という生活になってくるだろう。

また、Netflix や Apple Musicなどのサービスも本格的に始動し、もう今までのメディアの概念では把握しきれなくなってきている。この調査は5年ごとに行われているようだけれど、次回2020年の調査では、全く違う項目も含む必要が出てくるだろうし、テレビがネットに当たり前のようにつながる時代になっているだろう。

メディアの違いがなくなって、全てのメディアがネットに統合されていく日も近いのかもしれない。

NHK放送文化研究所「日本人とテレビ 2015」調査結果概要(pdfファイル)