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12月14日日曜日に、第47回衆議院議員総選挙の投票が行われる。衆議院の解散が決まったのが11月21日、公示は12月2日だった。

1998年に公職選挙法が改正されて、ニュージーランドで暮らしていても、今回の選挙に投票ができる。ニュージーランドでは、オークランドの総領事館などの在外公館でも投票ができるが、在外公館が近くにない人は郵送投票もできる。

以前にもこのブログで書いたけれど、この郵送投票がものすごく手間がかかる。投票できる前提として、「在外選挙人証」を持っている必要があるが、この在外選挙人証は申請してから取得できるまで約2ヶ月ほどかかる。だから、衆議院の解散が決まった時点で在外選挙人証を持っていない人は、今回の選挙で在外投票は時間的に間に合わない。

また、郵送投票の場合、まずこちらから投票用紙請求書と在外選挙人証を市町村の選管に直接郵送し、投票用紙を請求する。投票用紙は10日前後で送られてくるが、解散が決まってすぐに行動を起こさないと、投票期限に間に合わないタイミングだ。

そして、市町村の選管から送られてくるのは、小選挙区の投票用紙、比例区の投票用紙、内封筒2枚、外封筒2枚、在外投票送付用封筒1枚、郵便投票送付についての案内、そしてこちらが郵送した在外選挙人証だけで、今回の選挙の投票に役立つ情報は一切入っていない。

だから、小選挙区と比例区の投票用紙に候補者名と政党名を書く前に、自分で今回の選挙の情報を集める必要があり、海外で日本の選挙の情報を集めるには、やはりインターネットが主なツールとなる。

ところが、いざ今回の選挙の情報を集めようとネットで検索をかけてみると、「ここを見れば選挙の基本情報が載っている」という「誰もが最初にアクセスするサイト」が見つからない。私の検索の仕方が間違っていてほんとうはどこかにあるのかもしれないが、簡単に見つからなければ意味がない。

ニュージーランドでは、ELECTIONS – ELECTORAL COMMISIONというサイトがあって、選挙の基本情報が掲載されている。選挙区の区割りや選挙区での立候補者、比例代表の候補者順位、投票所、など投票に必要な情報が、公用語である英語やマオリ語だけではなく、中国語、韓国語、日本語など27の言語で公開されている。例えば日本語での情報はこちらから見られる。だから、まずこのサイトを見れば、英語が読めない人でも、投票に必要な基本的な情報は全て入手できる。もちろん以前の選挙の結果も詳しく掲載されている。

そして、投票用紙も、立候補者や政党名を自分で書くのではなく、一覧になっている中から選んでチェックをするだけだ。だから具体的な投票行為は、名前を書くという行為ではなく、選んでチェックをするという行為で、すごく簡単だ。

日本でもELECTIONS – ELECTORAL COMMISION のようなサイトがあれば、在外選挙だけではなく、日本国内の投票率ももっと上がるのではないか、と思う。