イースターなのに開いてない
先週の金曜日から今週の月曜日までは、イースターホリデーだった。
金曜日がGood Friday、土曜日は普通の土曜日で、日曜日がEaster Sunday、そして月曜日がEaster Mondayだ。Good Friday とEaster Mondayはニュージーランドの祝日なので、土日休みの人は4連休となる。
4連休となれば観光地やショッピングモールは人でいっぱいで、お店などは稼ぎ時、と日本の方は思われるだろう。でも、ニュージーランドでは、The Easter Trading Law という法律があって、Good Friday とEaster Sunday は、例外を除いてお店は営業してはいけない。違反すればNZ$1,000の罰金が科せられる。
だから、先週の金曜日Good Friday にショッピングモールに行っても、スーパーマーケットも含めて全ての店が閉まっていた。もちろんショッピングモールの駐車場には一台も車は停まっていない。日曜日も同じだ。
でも、ほとんどのお店は「Easter Sale」と銘打って、20%から50%オフのセールをやる。だから、土曜日と月曜日のショッピングモールは人でいっぱいだ。特に今年のイースターはずっと雨ばかりだったから、例年ならアウトドアを楽しむ人たちがショッピングに集まって、土曜日と月曜日は駐車スペースを探すのも苦労するくらいだった。でも、金曜日と日曜日は全ての店が閉まって駐車場はがらがら。不思議な4日間だ。
イースターの他にも、12月25日のクリスマスデー終日と4月25日のアンザックデー午前中は、お店は営業してはいけない。この法律についてはニュージーランド国内でも様々な意見があり、今後変わっていくのかもしれない。けれど、一年のうち3日半くらいは、完全にお店が閉まり誰もがお休み、という日があってもいいと私は思う。
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