ニュージーランド現地無料留学エージェント

10代、20代の年齢の、日本からの留学生達とよく話をする。

若い留学生達は、親元を離れての留学生活に不安もあるし、日本の同年代とは違うプレッシャーも受けている。だから、話をする、と言っても、ほとんどの場合は、彼ら彼女らについて私が質問をして、留学生達がそれに答える、という形になる。特に、留学を始めてすぐや、長期留学の1年目の学生、そして日本の中学生の年齢の人達は、常に学生達の話をこちらが聞くことで、話が進んでいく。

でも、留学も2年目、3年目になったり、留学生活に余裕が出てきたりすると、留学生の中には、私に質問をする学生も出てくる。例えば、「何でニュージーランドで暮らそうと思ったのですか」とか「日本では何をしていたのですか」など、私個人に関する質問を投げかけてくる。そんな留学生はあまり多くないので、そういう質問をされると、ちょっと戸惑う。でも、そんな留学生はきっと気分的にも生活に余裕があるのだろうし、大人とのコミュニケーションにも慣れているのだろうし、人のことを考える余裕があるのだろうと思うと、彼ら彼女らの成長を見たように感じて、また、留学生活を楽しんでいるようにも思えて、うれしくなる。

そして、先週から2週間ロトルアに滞在していた高校生ツアーグループの学生達の中にも、私に対して、「ニュージーランドに来て何年になるのですか」などと聞いてくる人達がいた。それが一人や二人ではないのが、このグループのいいところだ。その上、その質問に私が答えると、それに対してまた質問や相槌を返してくれた。

この学校は、一人ひとりは違う、ということを前提にした教育を行っていると以前に先生がおっしゃっていたけれど、一人ひとりが違うことがよくわかっている人達だからこそ、逆に、他人に質問を投げかける余裕があるのだろうし、他人のことを考える態度も身についているのだろうと思う。

この学校からは、毎年違う学生達にいらしていただいているけれど、いつも、彼ら彼女らのコミュニケーション力には驚かされるし、少し大げさかもしれないけれど、生きていく力のようなものを、感じさせてくれる学生も多い。

若い長期留学生達のニュージーランドでの成長を見ていても同じことを感じるのだけれど、日本の「みんな同じ」という教育によって、失われているものも大きいのではないだろうか。