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先週末から7月28日日曜日までは、ニュージーランドの小中高校は冬休みだ。

ニュージーランドは四学期制なので、年末年始の約1ヵ月半の夏休みを含めて年間4回スクールホリデーがある。そのうち、夏休み以外のスクールホリデーは約2週間ずつだ。

その2週間のスクールホリデー期間は、学期中の放課後に通っていた習い事は、スポーツも含めて原則行われない。ニュージーランドの小中学生も、放課後にはスポーツ、音楽、芸術などの習い事をしている児童や生徒が多いけれど、スクールホリデー期間中は、習い事は無い。高校のいわゆるクラブ活動も、ラグビーを含めて原則お休みだ。

ただ、冬はラグビーシーズンなので、7月の冬休みは、1軍のチームなどは週に2~3回程度2~3時間の練習をする事もあるし、例えば、ロトルアガールズハイスクールのラグビー部などは、地域の大会で優勝して休み明けには他地域の代表チームとの試合があるので練習を行っているが、これらは例外だ。

その代わり、小中学生を中心として、スポーツ、音楽、芸術などの分野で「スクールホリデープログラム」が行われる。例えば、ラグビーの12歳以下を対象としたプログラム、サッカーの2日間のプログラム、博物館でのプログラムなど、いろんなところで主に小中学生を対象としたスクールホリデープログラムが行われる。

ニュージーランドでは、学校が休みの間は放課後の習い事も休んで、家族との時間を過ごしたり、スクールホリデープログラムで普段は習うことができないスポーツや芸術を習ったりする。そして、放課後に習い事を教えている大人達も、しばらくの休暇を楽しむ。