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ニュージーランドのほとんどの高校では、日本の高校1年生にあたるYear 11の学年から3年間は、NCEAという国のカリキュラムで教育が行われている。

NCEAは、National Certificate of Educational Achievement の略で、日本語で言えば、高校の教育における到達度をもとにした国の資格、ということになる。簡単に言えば、高校1年生からの3年間で、NCEAという国の資格をとるために授業を受けて単位を取得していく。

ニュージーランドは2月に第一学期が始まり12月に終わる4学期制だけれど、Year 11以上の学年は、主に第一学期から第三学期までは、授業中に出される課題や到達度テストで単位を取得していき、第四学期に行われる全国統一試験=External Exams とあわせて、その年の単位取得と評価が決まる仕組みだ。

単位取得状況は、各高校がアプリを作成していて、生徒たちが自分のIDとパスワードでログインすれば、その都度確認することができる。

そして、全国統一試験を含めた一学年間の結果は、翌年の1月中旬頃に毎年発表される。

11月から行われる全国統一試験は各科目3時間の記述式だから、採点にも時間がかかる。最後の試験は12月上旬まであるので、その採点結果も含めた成績が1月中旬にわかる、という流れだ。

各学年のNCEAの結果は、NZQAという国の資格をつかさどる機関のウエブサイトから、これも各生徒が自分のIDとパスワードを使ってログインして確認する。言い換えると、一学年ごとに、NZQAからNCEAの資格認定を受けられる、ということだ。

昨年2021年の結果は今年2022年1月20日から確認できるようになっている。

そこでは、各科目の単位取得状況や、NCEAの各レベルの履修状況、成績優秀だった場合のEndorsements、そして大学入学資格であるUniversity Entrance (UE)が取れているかどうかなどがすぐわかる。

Year 13 を終えて12月に高校を卒業した人で、NZの大学にあらかじめ入学申請をしている人は、その時点でUEが取れていれば、申請した大学がNZQAに直接アクセスしてその結果を把握し、入学許可が下りる仕組みだ。UEが取れている生徒は、大学からのUnconditional Offer of Place を待つことになる。

そしてもし、NZQAのサイトを見て、NCEAの結果になにか不満があれば、NZQAにオンラインで確認申請をすることもできる。

さらに、1月末からは、全国統一試験の採点された自分の答案もオンラインで見ることができる。その答案をみて、もし採点内容に不満があれば、それもNZQAに確認申請ができる。

今年は確認申請は2月25日まで受け付けられている。

日本の大学入学共通テストでは、まだおそらく自己採点方式が取られているのだと思う。もし万一マークシートのぬり間違いがあったり、解答を勘違いしていたりしても、自分がほんとうに何点だったのかは、永遠にわからない。

でも、ニュージーランドでは、全国統一試験の結果は各自でオンラインで確認することができるし、採点された解答用紙も見ることができ、それに対して疑問があれば、確認をするシステムもきちんと整えられている。

できるだけフェアにものごとを進めようとするニュージーランドらしいシステムだと思う。

NZの高校のカリキュラムNCEAとは

NCEA results released

Reviews and reconsiderations

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ニュージーランドでは、7月以降短期留学生が入国でき、10月以降長期留学生が日本からビザを申請・取得し、入国できることが発表されています。

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