ニュージーランドはちょっと違う雰囲気

日本にいると、世界中、新型コロナウイルスの話題でうめつくされていると感じるだろうけれど、ニュージーランドは少し違う。

もちろん、テレビニュースやネットでは、コロナウイルスの話題がたくさん出ている。 でも、スーパーラグビーやセブンズのニュースなどラグビー関連のニュースもいつも通り伝えられているし、ロトルアではマウンテンバイクの国際大会が予定通り開かれているし、昨日の日曜日は、ファーマーズマーケットでみんな音楽に合わせて踊ったりしていた。

ロトルアのスーパーマーケットに行っても、全く普段と変わらず、お客さんとレジの人がにこにこ話をしているし、みんなのんびりカートを押しながら、棚から好きな物を取っている。パニック買いなどは見られない。

また、昨日街を歩いていると長期の高校留学生達にあったけれど、友達と楽しそうに遊んでいた。

ロトルアでは、どこに新型コロナウイルスがあるのだろうか、という雰囲気だ。

今週から来週にかけては、また日本の春休みを利用した短期留学生が何名か到着する予定だし、長期高校留学生も 週末に到着する予定だ。

みなさん留学に向けて出発準備が進んでいるようだけれど、その中のお一人が、コロナウイルスのことを心配され、渡航してもいいのでしょうかとご質問をいただいた。

やはり、日本での情報に毎日毎日接していると、世界中がコロナウイルスにおおわれていて、日本を出発したはいいけれどニュージーランドに到着した途端に入国を拒否されたり、ニュージーランドに着いたらいきなり2週間隔離されたりするのではないだろうか、などと、ありもしない不安を抱くのだろう。その不安は当然だと思う。

でも事実は、まったくそんなことはない。

今日現在、ニュージーランドには日本からの渡航者は問題なく入国できているし、入国した後は自由に過ごせる。弊社でも、これまで2月から3月の頭にかけて短期長期留学生がたくさん到着したけれど、入国に関しては全く問題はなかった。

もし今、ニュージーランドに留学に行くのは不安だとおっしゃる方は、ちまたにあふれるいろんな日本語の情報に惑わされることなく、まずは、ニュージーランド移民局や保健省が出している最新で正確な第一次情報をしっかりと確認して、その情報に基づいて、その時その時で判断をしていくべきだろうと思う。

ニュージーランド移民局Coronavirus update: INZ's response

ニュージーランド保健省からのアナウンス

ニュージーランド航空の減便のアナウンス。この減便は、入国制限などを直接意味するものではなく、航空便の利用者減少によるビジネス上の判断です。

ニュージーランドの日本総領事館のウエブサイトの外務省からの注意喚起掲載。

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