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米国のNetflix で「KONMARI~人生がときめく片づけの魔法~」が人気だったそうだ。

ウィキペディアによると、こんまりこと近藤 麻理恵(こんどう まりえ)さんは、「日本出身の片づけコンサルタントである。2010年末に出版した著書はミリオンセラーとなった。2019年現在、アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス在住。アメリカの雑誌TIMEの「世界で最も影響力のある100人」に選ばれた。こんまり(KonMari)の通称でも知られる。」と書かれている。

このNetflixの番組でこんまりさんは、ものを捨てるか捨てないかを決める時には、それを手に持ってみて「ときめくか、ときめかないか」で決める、という。

最初それを聞いたときは、なんだかよくわからない基準だなぁと思った。私も半世紀以上生きてくると、そもそもときめくことなどほとんどなくなってくるので、ときめくという感情自体がどんなものだったか忘れてしまっているからだ。

だから、自分のものを手にとって、ときめくかどうかで捨てるかどうかを決める、というのは、自分にはできないだろうと思ったのだ。

でも、改めて考えてみると、小さな決断でも何かを決める時には、ときめくかどうか、という自分自身の感情を基準にするのは、一つの方法だろうと思う。

「ときめく」という言葉は私にはわかりにくかったけれど、例えば、「直感」とか「楽しい」とか、そんな100%主観的な自分の感情だけを使って判断する。それもありだと思う。

歳をとってきて、いろんなことがわかったつもりになってくると、何かを決める時には、自分の感情よりも、どうしても情報やデータや知識や経験などに頼る。もちろんそんな基準も大切なのだろうけれど、すっかり忘れてしまっている「ときめく」という感情、あるいは、「直感」や「楽しい」という気持ちに耳を傾けてみるのもいいかもしれない。