「正しい判断」をするには
誰かが何か間違ったことをした時、ニュージーランドでは、「その人はその時の判断を誤ったね」と言うことが多い。
その人の人格や性格を責めたり、その人そのものに言及したりしない。あくまでも、間違ったことをしたその時のその判断を対象にする。
では「正しい判断」はどうすればできるのだろうか。
「正しい判断」をするためには、その時に「正しいこととは何なのか」を考える必要があるだろう。そして「正しいこととは何なのか」を考える時には、「正しいこと」と「正しくないこと」の境界線を理解している必要があるだろう。
「正しいこと」と「正しくないこと」の境界線を理解するためには、やはり経験が必要だと思う。単に自分の頭だけで考えて、これが正しいと正しくないの境目だ、と思っても、それが間違っている可能性もある。また、ある集団の中にいれば、外の世界の正しいことと正しくないことの境界線と、ずれてくることもある。
だから、いろんな場所で、いろんな人と、いろんな経験をして、いくつもの小さな判断を自分でやってみて、たまには間違えて、その結果「正しいこと」と「正しくないこと」の境界線を自分で理解して行く。
その結果、「正しい判断」ができるようになっていく。
もちろん、人間だからいくつになっても間違った判断を下すこともあるだろう。でも、その時に、それまでの経験から理解した自分なりの「正しいこと」と「正しくないこと」の境界線を修正していくことで、それ以降の間違いを避けることもできる。
誰かが、あるいは自分自身が、何か間違ったことをしたとき、シンプルにその人のその時の判断に焦点を絞って見てみると、逆にいろんなことが見えてくるように思う。
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