子ども達には負けられません
UenoT現地で短期や長期の中学高校留学生のサポートをしていると、もちろん留学生とは話をするけれど、学校の先生やステイ先の方ともよく話をする。
そして留学生以外で一番コミュニケーションを取るのは、やはり日本にいらっしゃる保護者の方々だろう。
留学生に会ったり話をしたりする度にEmailなどでこちらからご報告をするし、学校から連絡が来たときにもそれをお伝えする。また、保護者の方からもご連絡を頂き、それに対処してまたご報告をする。
そして何度もそうしているうちに、だんだんといろんなこともメールでご連絡頂くようにもなってきて、うれしいことに、保護者の方ご自身が今やっていることや感じていることなど個人的なことも、お話ししていただけるようになる。
そして特に長期の中学高校留学生の保護者の方の中には、「子どもに負けないように、私も頑張ります」とおっしゃる方が多い。
お話をお伺いすると、仕事のために資格試験を受けて合格しましたとか、仕事を辞めて自分でビジネスを立ち上げるために勉強を始めましたとか、以前にやっていたスポーツの練習を再開しましたとか、コーチングを勉強していますとか、今までよりも仕事の量を増やしましたとか、ボランティアの活動をやっています、などとおっしゃる。
共通しておっしゃるのが、「娘や息子が日本を離れてニュージーランドで留学生活を頑張っているのだから、私も頑張らないとと思って、いろんなことをやっているんです」ということだ。
それをお聞きする度に頭が下がる思いがする。ほんとうにすごいなぁ、と思う。中学高校留学生の保護者の方だから、年齢は４０代以上の方が多い。そしてまた新しいことに挑戦したり、仕事を頑張ったり、前向きにいろんなことに取り組んだりされる。
そんな親御さんの姿を見て、留学生達もまた頑張ろうと思っているのがわかる。
「子ども達には負けられません」
そうおっしゃる保護者の方々、そしてそんな親御さんを見て刺激を受ける留学生達。
そんな方々を見ていると、私達ももっと頑張らないとと思う。
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